--/--/--    スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
11/18/2008    私が得てきたものは
ご存知の方もいらっしゃいますが、私は元はペット雑誌の編集部でした。

在学中、特に希望もしていなくて、ただなんとなく話を聞きに行ったら、その日の内に入社が決まった・・・という、要するに希望職じゃないところに就職することになったわけです。

普通にペットショップの店員になることを夢見て、そのための知識を得るために学校にいったのに、決まった先は動物と触れ合う毎日とは程遠い、デスクワーク。

接客業ばかり学んでいた私は、OLの何たるか等もちろん学んでも居らず、しかも雑誌の編集の知識なんてものもないし、ましてや有料ペット雑誌なんてものは自分の絵が載ったときにしか買ったこともないし、就職するはずの雑誌を手に取った事もなかった。

まだ20歳のガキ同然の私は、感情の赴くままに行動をとったし、仕事もこなした。今思うととても情けない自分が、そこにありました。
編集の何たるか、なんてものはわからなかったけれど、何年間も触っていたパソコンのお陰で、引けを劣らぬほどは作業についていけていたのが唯一の救いだったのかもしれません。


編集の仕事は思っている以上に私を暗くさせる内容だったし、色々と思うことも腹の立つ事も多く、自分のやりたいことはパソコンの前に向かうことじゃなかったはずなのに…と悩むこともあった。



そんな私の唯一の楽しみは、週末にあったお散歩ウォッチング。





811161.jpg

今日の服は羊服です。
↑本当はそんな名前じゃないけど、それっぽいので我が家はそう呼ぶ



常連さんや読者の方、そして唯一動物に触れ合える時間でした。

私はそれが楽しく、私の負の時間をリセットするには十分な時間でした。



だから編集部がなくなると聞いたとき、仕事を失う事よりも読者の方々に会え無い事の辛さの気持ちしかありませんでした。





それからもう会えないと思いましたが、イベントやドッグランや別のお店で偶然にお会いしたり、私の今の職場に訪れて来て下さる読者の方々もいらっしゃって、そのたびに「犬吉猫吉は~」って話すのがとても楽しい時間です。
嫌な仕事だったのに、今はもうとても楽しい過去の仕事になっているのは、キチキチ読者の皆様のお陰だと思います。








811162.jpg



先日、私と仲良くしていただいたキチキチ繋がりの方から、お店のほうにお電話がありました。


アミーゴつかしん店の際に良くお会いした方で、いつもお会いするたびに「お姉さん」って笑顔で話し掛けてくださいましたし、ワンちゃんも最初こそ慣れませんでしたが、最後は抱っこさせていただけるまでに仲良くなりました。

話しているだけで和む・・・そんな方でした。



だから電話を頂いて「椙さんいらっしゃいますか?」なんていわれた時「お久し振りですー!」なんて仕事を忘れて明るい大きな声でお話させていただいたのですが、






「チッチが、先日なくなりました。」






という言葉で、頭が真っ白になりました。






時間は永遠ではないのだから、そういう日が来る・・・そんなこと、わかっていました。



たまに立ち読みする雑誌で、「お散歩ウォッチング」のようなペット雑誌の撮影会にキチキチの読者の方々が参加している様子を見て、「ああ、あの子まだ元気そうなんだ」とか「へえ、また増えたんだ・・・」とか、そういう形でその方々の状況を把握する機会がなくて、キチキチ読者の方々のワンちゃんが亡くなっても、私はそういう形で確認するしかないんだ・・・と思っておりました。

だからそういう雑誌に参加されてない方々は、私が知らない所で元気になさっていたり、私が知らない所で悲しみに暮れられていたり・・・もう、キチキチの編集者でない私に介入する領域ではないと思っておりました。


私が、その子たちが旅立っていく悲しみを感じることは、きっと無いんだと、そう思っていました。




実際、旅立ちに触れたとき、私はどうしていいのかわからなくなりました。

電話で何を話したのかも、覚えていません。

その話を聞いた日、家に帰って、その子が出てるページを全部見ました。

幸い、私が編集部に入ってから通い始めてくださったので、最初から最後まで全て載っていました。

見る度に涙がこぼれました。







811163.jpg

(このファサファサ勘がたまらない・・・)

はよ散歩行かへん?




私とその子が過ごした時間は、その子が歩んできた長い時間の、本の数時間だけだったけれど、私にとってその子と過ごした時間はとても大切で、かけがえのないものでした。

毎回写真を申し込んでくださって、その写真を送る作業をしてるときも、その子の写真を見る度に笑顔になれました。

カメラマンさんとも「あの子、かわいいよね」とか「とても大人しくて撮影しやすい」とか毎回話題に出ていたくらい、大きな存在です。




不謹慎な言葉だけれど、その子の旅立ちを悲しむ時間を与えてくださった飼い主様に、すごく感謝しています。





チッチちゃん、ほんとうにありがとう。

苦しかったね・・・辛かったね・・・痛かったね・・・。


いつかチッチちゃんの墓前に、アテナと一緒にお墓参りにいくね。



Yさん、お疲れ様でした。

そして、ご報告、ありがとうございました。




にほんブログ村 犬ブログ テリアへ

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://athena0120.blog35.fc2.com/tb.php/72-e110215f
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。