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08/23/2011    拾った犬の話 1
先月末から今月の頭にかけての私のちょっとした保護話です。
文章のみとなっていて非常に見づらいんですが、もし皆さんが同じ状況に遭った場合、参考にしてください。



まず7月31日。

いつものようにスリランカ料理のお手伝いを終えて、近くのスーパーに食パンを買いに行ったら、以前勤めていたペットショップの常連さんと出会いました。
挨拶を交わした後の開口一番が「衰弱した犬が居てぐったりしてるの」だったので、私は何のことか判らずにその人の犬が調子悪いのかと疑う。
詳しく聞くと、その人のマンション横にある公園に今朝からぐったりした犬が居るらしく、話を聞いてしまった以上は放ってもおけないので一緒に向かいました。


公園のスロープの所に、柴っぽい犬が横たわっていて、何人かが気にかけていたらしく、水やフードや蚊取り線香が散乱してました。
犬は、爪が異様に伸びていましたが、人が触っても警戒することはありません。
目は澄んだ色をしていて、思い切って口を開かせてみたら歯もあまり歯石がついていなかったので、まだ若いんじゃないかな?というような子。因みに雌。

案内して下さった方(以下Tさん)が既に近くの交番と動物病院に連絡は済ませてくださっていたものの、迷い犬の情報は一切無し。
そうこうしていると、近所のおじさんがやってきて「この犬まだ生きとったんか」と言われたので詳しく聞くと、前日の15時頃から此処に居たらしい。
その時はびっこを引いていたので、もしかすると交通事故にでも遭ったんじゃないかという疑いが出る。

暫く見ていたんだけど埒があかなくて、Tさんの連絡先をうかがって一旦帰りました。


帰る道中、個人の仕事をするにあたってお世話になった師匠的な人にどうすればいいのか電話をしてみた。
この場合、方法は二つしかありません。


1、見捨てる
2、預かる人を見つける


この二つです。



1に関しては酷いと思われるかもしれませんが、現実的に考えた場合、何もできないならかかわらないようにするしかありません。

だから、本来は餌や水を置いていく人たちの行動の方が犬のためになっていないんです。
師匠はそれに対して怒っていました。私も同感です。
それはあくまで偽善であり、自分たちは引き取れないけどせめて…と考えるのであれば、もっと行動をしてください。

なんで、1日経過してからTさんが電話をかけるまで、誰も警察や動物病院に連絡しなかったのでしょうか?
フードや水をあげて延命処置をしたところで、たまたま土日の事でしたが、平日だと保健所に通報されて終わるとは思わなかったんでしょうか?

たとえばこの場合は衰弱した犬でしたが、餌を与えることによって「此処に居れば安心だ」と犬や猫が考えてその場を動かなくなれば、動いていたらちゃんとした人に保護されたかもしれないし、家に帰れたかもしれない。
だけどその場にとどまることで、保健所に捕獲されるリスクや、心無い人に何かされるリスクがあるかもしれないんですよ。

動き方を勘違いしている人が多いと思います。
自分が具体的な事を何もできないなら、手を出さない方が犬のためです。

野良猫に餌をやっている人だって、ちゃんと不妊手術をしてから世話してる人も居れば、ただ単に可愛いからという理由で餌だけあげる人も居ます。
どっちが猫のためか、よく考えてみてください。今回も同じようなことです。



2に対しては、非常にリスクの大きな問題です。預かるだけではなく、世話を出来る前提の話です。

犬や猫を飼っていて、さらには私のように生体を扱う仕事をしている人間としては、安易に受けて良い事ではありません。
万が一拾った犬が感染症を持っていた場合、自分が本来守らなければならない子たちが犠牲になることを肝に銘じないといけません。

だから、私はその場では何もできませんでした。なぜなら、検査するお金を出すことができなかったからです。
しかも、交通事故に遭っていた場合は継続しての治療費がかかるため、それを考えた時に、簡単に動くことはできませんでした。



師匠に相談した結果、「白神さんが預かりやフード代を負担して、治療費はTさんに負担してもらう方法もある」と3つ目の方法を提示されました。

なので私は迷わずTさんに相談した所、Tさんは「病院に連れて行くことは出来るけど預かることができない」、私は「預かることはできるけど病院には連れて行けない」人間だったので、利害が一致した瞬間、すぐに車を出して私のかかりつけの動物病院へと急ぎました。



検査結果としては、ノミの卵のようなものが見つかった以外は感染症にはかかっておらず、フロントラインをしてもらって連れて帰ることになりました。あとはその日中に血液検査結果が出るので、問題がある場合は連絡をもらうことにして連れて帰ることになりました。
心配されていた事故の件ですが、外傷も骨折もなく、ちゃんと歩くことは歩けるので恐らく大丈夫なので経過を見ようとのこと。
因みに、治療費は全額Tさんが出してくださいました。




家に帰って犬をゲージに入れ、とりあえず缶詰とフードを混ぜたものをあげたら、彼女は人が見ていないときにぺろりと完食していました。
あとは私が見ているときは大概横になっています。しんどいのかな?と不安になっていましたが、食欲とかはあるので一安心。


夜、病院から電話があり、GTP?とLTP?とかいう肝臓の数値と、あとはなんとかっていう数値の3点が平常値より高くて、この3つが高いということは強い衝撃を受けた時になる状況と似ているので、もしかすると事故に遭った可能性があるかも…とのことでした。
だけど、すぐに何かをしないといけないわけじゃないので、1ヶ月後に血液検査をしてみましょうということに。

フロントラインもしたし、数日はゆっくりさせてあげた方がいいので、爪切りやシャンプーは落ち着いたらしてあげようということで1日が終わりました。





因みに、犬を見つけてから、私のお客さん方に「こんな犬がいて…」という連絡をしました。
皆、「私に出来ることがあれば何でも言ってね」とは言いますが、何かを支援したりとか治療費の一部を負担しようとは絶対言いません。

この結果は予想通りだったんですけど…犬を飼っている以上は少しでも協力してくれるんじゃないかなって期待した私も甘かった。

それどころか、見つけてから一旦帰ってきたことに対し「なんで帰ってきたの?!」と責められました。
だったら自分が拾いに行けばいいのに…と頭にきたんですが、そこは私が大人になるところ…。
ちゃんと連れて帰れなかった理由も説明しました。でも、検査にかかるお金を出すとは言わないんだから不思議。

だから、Tさんみたいな方は本当に稀です。
見ず知らずの犬のために高い治療費を払うなんて早々言えたもんじゃないですし。本当にありがたい…。



私はいつも思うんですけど、捨て犬だけじゃなく捨て猫を拾う場合もそうですが、ちゃんと先の事を考えて、ビジョンがたってから行動するようにしてほしいです。

私の行動も大概似たようなもんですけど、ちゃんと先を考えた上で動いています。
今までも何度かこうやって犬を保護したりしてきましたけど、そういう時のために保護活動をしている人の連絡先を携帯に入れていたりと、対策はしてあります。


流石に、野鳥を拾った時は本当に対処のしようがなくて仕事を休んで走り回っていましたけど…お陰で鳥拾った時のコネクションも出来たので助かりました(笑)
ちなみに、愛護団体の手伝いをしていた時期もありますが、団体だと対立とかいろいろ面倒なことがあるので最近はもうあんま信用してません(^p^)




無駄に長くなってしまったので、飼い主が見つかるまでの経緯については次にさせていただきます><
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